2020年5月30日

安心安全な介護環境の準備

投稿者: kaiteki-kaigo

介護を始めるとき室内の環境は大きく変わってしまいます。今までは気にも留めていなかった小さなことが大きな障害になることもあります。

介護をする環境を適切に作り、誰もが安心して安全な介護ができる環境を作りましょう!

安心安全な介護環境を作るポイント!

まずはポイントを押さえていきましょう。今からお伝えする3つをきちんと行ってもらえれば、介護環境のベースとしては出来上がります。

  • 整理整頓
  • 動線の確保
  • プライベート空間の確保

上記の3つをしっかりと行ってもらうだけでも、安全な環境が出来上がりますし、安心できる空間も作れます。

後は個人によって身体状況も違えば家屋環境も違いますので、その場にあった環境作りが大切です。

整理整頓

「整理整頓なんてあたりまえでしょ」と思われる方も多いと思います。ただ整理するポイントが違ってきます。これは2番目のポイントの「動線の確保」にもつながってきますので気をつけていきましょう。

●床に物は置かない

床に物があるとつまずき転倒の危険が高くなります。カーペットや絨毯を敷く際も、端の部分に引っかかる可能性が高いため気をつけましょう。敷く際は部屋全体を覆えるようなものがいいです。

●キャスターが付いてる椅子やラックは置かない

キャスターが付いている物は掴まると不安定なため支えになりません。不安定なものにつかまって転倒骨折と言うパターンはよくあります。気をつけましょう。

●スペースを広くつくる

介護をするにあたって必要な物は空間だったりします。介助に入る人が立てるスペースの確保、車椅子を動かすことのできるスペースの確保など様々です。

ただ広すぎると掴まるところがなく危険な場合もありますので状況をみて決めましょう。

動線の確保

移動の動線を決める事はとても重要です。最短距離でいろいろな場所に行けるように設定すると、それだけ転倒などのリスクも低くなります。

例えば寝室のベッド位置を見てみましょう。

こちらは部屋の奥にベッドがありトイレまでに距離があります。寝起きでふらつきながら歩いていると転倒するかもしれません。

ベッドの位置を変更するとどうでしょう?

トイレまでも距離が近く、必ず伝いながら歩くことができます。

これは一例でトイレまでの動線以外何も考えていませんから簡単ですが、普通はほかの動線も考えなくてはいけないので意外と難しいです。

安全な環境を作るうえでは重要なので専門の方としっかり話し合いましょう。

プライベート空間の確保

長い時間を暮らす部屋ですからリラックスしたいですよね。

ただ介護をする空間というのはプライベートが守られる空間とは言い難い時があります。食事もしますが排泄をする場所でもあります。そんななか、介助者が何人も来る場合もあります。

本人ができるだけリラックスできるように好きな物や写真、植物などを置くのもいいでしょう。

空間が広く多くの人の目につくような場所であれば(みんなが集まるリビングなど)ついたてなどで空間を分けることも大事です。

さいごに

今回の介護環境の設定はあくまでもベース部分だけです。あとは個人個人で動き方や病状、家屋環境が違うでしょうからそれぞれで考える必要があります。

今回まとめた内容をベースに置きながら考えると、その後の環境設定も行いやすいので是非行ってみてください。